2012年4月21日土曜日

自殺の統計 - 病気病院医者


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第五章 「うつ」による自殺


※この記事は下記書籍からの転載です

「うつ」かもしれない
死に至る病とどう闘うか
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磯部 潮 (著)

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自殺の統計

ここでは、厚生労働省が公開している統計データを基に、自殺の特徴を見ていきましょう。

1.自殺死亡者数の年次推移

戦後、自殺者数は3つのピークがあります。最初のピークは、昭和29(1954)年から昭和35(1960)年であり、2万人を超えています。
この最初のピークでは、20歳代の若者の自殺が急増しています。これは、当時規制の対象外だったヒロポンなどのドラッグやアヘンなどの流行が最大の要因とされています。
この薬物への逃避、依存、耽溺には、戦前の帝国主義から戦後の民主主義への価値の転換に適応できなかったという社会的な背景が推測されます。麻薬取締法が成立した一九五七年以降、自殺者は減少に転じています。


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2番目のピークは、自殺者が毎年2万3千人を超えた、昭和58(1983)年から昭和62(1987)年で、三番目のピークは、平成10(1998)年から現在までです。
この二つのピークは、それぞれオイルショックとバブル崩壊という社会的な出来事から、約10年経っての不況が影響しているのではないかと指摘されています。10年というのは、中高年男性に絶望感を抱かせる時間なのかもしれません。

とくに現在に至るピークは、中高年男性の自殺の増加が際立っています。長い不況が、じわじわと「うつ」発症の契機となり、自殺者数の増加をもたらしているのかもしれません。
10年間の、不況による失業率、倒産件数の増加、勝ち組・負け組の二極化によって、自殺が増加している可能性は否めないと思います。ただ、バブル時代の好況期においても自殺者は2万人を超えており、社会的背景だけを自殺の原因とすることはできません。
男性の自殺が急増しているのは周知の通りですが、なかでも40歳代後半から60歳代前半にかけてが、増えています。いわゆる働き盛り世代が中心で、平成15(2003)年は、10万人あたり38人の割合で男性が自殺しています。


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2.年齢別の自殺

上述のように、昭和29(1954)年からのピークは、男女とも20歳代の山が目立ちます。平成15(2003)年は、男性は50歳代をピークとする大きな山がありますが、女性はそのような山は形成されていません。

3.死亡曜日・死亡時間

曜日は、月曜日の死亡数が男女とも最も多く、祝日・年末年始の休日(12月29日〜1月3日)が最も少なくなっています。時間は、男性は「午前0時台」「午前5時〜6時台」が最も多く、女性は「午前5時〜6時台」「午前10時〜12時台」が多くなっています。
このことは、「うつ」の人は一週間が始まるときに最も気持ちが落ち込むということと関連があると考えられます。日曜日の夕方から、うつ病のサラリーマンの気持ちが落ち込み始めるのを指して「サザエさん症候群」というのと同様だと思います。
また、男性はやはり出勤前に自殺が多く、女性は家族を送り出した後の時間に多くなっています。性差が表れているのではないでしょうか。


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4.月別

月別では、多くの年で4、5月が最多です。いわゆる「五月病」や、新年度で環境が新しくなるのをきっかけに、うつ病を発症することと関係していると考えられます。
ただ、この4、5月をピークとする山も男性に顕著で、女性はこの山が目立ちません。社会的なストレスが男性により多くのしかかっていることが推測されます。

5.配偶者

すべての年代で、配偶者がいる人の方が、そうでない人よりも自殺率は低いと言う結果が出ています。孤独は自殺の後押しをするのでしょう。

6.自殺の手段

昭和40(1965)年頃から「縊首(法医学用語=首を吊ること)」が最も多くなり、しだいに増えています。平成15(2003)年では、60歳以上の男性、70歳以上の女性で、縊首が70%を超えています。
上述のように、戦後のピーク時は、「薬物」による自殺が比較的多くみられ、最近では、若い世代で「飛び降り」が四分の一程度を占めています。飛び降りは、以前、アイドル歌手の岡田有希子の後追い自殺が、若い女性を中心に多発したように、群発的に起こり、かなり発作的な自殺が多いと考えられます。


6.諸外国との比較

平成11(1999)年のデータで比較すると、日本の男性の自殺死亡率は、人口10万人あたり36.5で、非常に多いように思えますが、ロシア70.6、ハンガリー51.5など、日本よりはるかに高い国もあります。
女性の自殺死亡率が高い国は、ハンガリー15.4、日本14.1、ロシア11.9などです。逆に低い国は、男性ではイタリア11.1、イギリス11.8、アメリカ17.6、女性ではイギリス3.3、イタリア4.1、アメリカ4.1などです(いずれも人口10万人あたりの自殺者数)。
年齢階級別では、日本男性の「55〜64歳」が高率となっているのが特徴的なことです。



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